廃校となった小学校の分教場を改修した葉留日野(はるひの)山荘のお風呂。
尾瀬の水上からの入山口近くでもあり、登山、ハイキング客に人気の宿でもあったらしい。
宿泊者だけではなく、立ち寄り入浴も可能だったが、2013年、惜しまれつつ49年の歴史に幕を閉じた。
まるで、何十年も前にタイムスリップしたような、どこか懐かしい感じのする山荘とは別棟の浴槽一つだけのシンプルな造りではあったが、「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあり、加水、加温無しの源泉かけ流しで、さっぱりとした泉質は気持ち良いお風呂だった。
冬場は雪に埋もれてしまうような山奥にあり、夜の小学校と言えば、何か出そうな、、、そんな雰囲気もあったが、立ち寄り利用だけでなく、一度は泊まってみたいと思っていたので、残念。